ガイド
Mac で使える音楽タグエディタの種類と選び方
Mac でタグを編集しようとすると、一見同じことをするツールがいくつも見つかります。けれども、それぞれが手を入れる場所は違います。ファイルそのもの、音楽データベース、そして Apple Music のライブラリです。この記事では、順位ではなく種類ごとに整理します。
ファイル編集型のエディタ
ファイル編集型のエディタは、フォルダにある音楽ファイルを開き、タグをファイルの中で直接書き換えます。
- Mp3tag はタグエディタで、もともとは Windows 向けに作られ、現在は Mac App Store でも提供されています。
- Kid3 は無料のオープンソースで、Mac、Windows、Linux で動きます。
音楽をファイルの入ったフォルダで管理していて、各項目を自分で決めたい場合に向いています。
データベース型のタガー
データベース型のタガーは、手元のファイルを音楽データベースと照らし合わせ、そこからタグを補います。
- MusicBrainz Picard は無料のオープンソースで、Mac、Windows、Linux で動き、MusicBrainz のデータベースからタグを補います。
たくさんのファイルを、共通の情報源から取ったデータで埋めたい場合に向いています。
Apple Music のライブラリ向けのツール
音楽をミュージックApp で管理しているなら、大事なのはファイルだけではありません。ライブラリがその曲について何を知っているか、つまりカバー、どのアルバムに属するか、重複した曲といった点も関わってきます。
- ミュージックApp 自体でも、「情報を見る」ウインドウで個々の曲や、選択したまとまり全体の情報を変更できます。
- Truffle は、Mac 上で何年もかけて育ってきた Apple Music のライブラリのために作られています。8つのソースを照らし合わせ、項目ごとに値をひとつ提案します。書き込むのはあなたが確認してからで、反映した変更はどれも元に戻せます。Truffle は、あなたが選んだローカルファイルのフォルダだけを対象に作業することもできます。rekordbox、Serato、Traktor のコレクションも把握しますが、それらのデータベースには書き込みません。
どの場面にどのツールが合うか
- ファイルの入ったフォルダを、項目ごとに手作業で:Mp3tag や Kid3 のようなファイル編集型のエディタ。
- 足りない情報をデータベースから補う:MusicBrainz Picard。
- ミュージックApp で数曲だけ直す:「情報を見る」ウインドウで十分です。
- カバーの抜け、重複した曲、表記がばらばらのアルバムを抱えた、大きくて古い Apple Music のライブラリ:Truffle。
複数のツールを使い分けている人も少なくありません。大事なのは、二つのプログラムが同じファイルを同時に扱わないようにすることだけです。Truffle は無料で試せます。100 曲を解析し、20 曲に書き込めて、機能の制限はありません。
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メタデータを整える。あなたが築き上げたライブラリのために。macOS 向け。
更新日: 2026年10月8日